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How to knowledge

  • 清掃・洗浄
  • 2024.04.10

洗浄剤の種類や得意な汚れについて

部屋や飲食店の清掃で欠かせない洗浄剤。
洗浄剤には大きく分けて液性が「アルカリ性」「中性」「酸性」の3つに分かれています。
それぞれの特徴や得意としている汚れを知ることで清掃効率が大きく変わってきます。

洗浄剤の液性には大きく分けて3種類!

学生のころにリトマス紙を使用して実験をした経験はありませんでしょうか。
酸性の時はリトマス紙が赤色にアルカリ性の時は青色に変化したと思います。

これは水溶液の液性を調べる実験になり「pH」と呼ばれる「水素イオン指数」で判別しています。
液性は図の通り各値によって「アルカリ性」「中性」「酸性」に分類されます。

【酸性】pH < 3.0
【弱酸性】3.0 ≦ pH < 6.0
【中性】6.0 ≦ pH ≦ 8.0
【弱アルカリ性】8.0 < pH ≦ 11.0
【アルカリ性】11.0 < pH

アルカリ性洗浄剤の特長

弊社商品のミラクルクリーナーZは「アルカリ性」の洗浄剤になります。

アルカリ性洗浄剤は酸性の汚れを得意としていて主に動植物油の洗浄に適しています。

アルカリ性が高いほど洗浄力が強くなっていきますが、安全性は低くなりゴム手袋をしないと手が荒れたりします。pH12以上のアルカリ洗浄剤は劇物である「苛性ソーダ」や「苛性カリ」を発生させるものが多く取り扱いには十分に気を付ける必要があります。

ミラクルクリーナーZはpH12以下の洗浄剤になりアルカリ性を実現しながら「苛性ソーダ」や「苛性カリ」は発生しないため、安全に使用することができます。

おすすめ清掃箇所

飲食店やお部屋の汚れの多くは酸性の為、いろいろな箇所で使用することができます。

【使用箇所の一例】
換気扇、コンロやグリル、シンク、お風呂場の皮脂汚れ、血液などのたんぱく質汚れ
洗濯層のカビ、たばこのヤニなど

酸性洗浄剤の特長

酸性洗浄剤はアルカリ性の汚れを得意としていて主に水アカなどの洗浄に適しています。
他にもアンモニアの消臭などに使用されたりします。

洗浄剤としてはトイレ用のものが多く販売されています。

また酸性洗剤の注意点として塩素系と併用して使用すると有毒ガスが発生しますので
絶対に混ざらないようにする必要があります。
また素材によってはサビが発生したりするため、綺麗に洗い流す必要があります。

おすすめ清掃箇所

トイレ清掃におすすめです。

【使用箇所の一例】
トイレの尿はね、尿石、浴室の水アカなど

中性洗浄剤の特長

中性洗浄剤は洗浄力は強くはありませんが、素材を傷める心配が少なく肌にも他の液性よりは優しい洗浄剤になります。

頑固な油汚れや水アカなどは落とせない可能性が高いため、汚れの度合いに応じてアルカリ性や酸性の洗浄剤を使用することをお勧めします。

おすすめ清掃箇所

テフロン加工されている鍋やフライパンなど

まとめ

洗浄剤の液性に注目してそれぞれの特徴をご紹介させていただきました。
清掃する人や場所、汚れの種類に応じて適切な洗浄剤を使用していただくことをお勧めしています。

アルカリ洗浄剤を使用する際は界面活性剤、苛性ソーダを発生させない安心安全なミラクルクリーナーZをご使用ください。